【クリスタ】ゆる系イラストにオススメの線画・塗りペン10選
漫画描きさんがオススメしているクリスタブラシ・ペンは多いけれど、いわゆる「ゆる系イラスト」描きはどんなペン使ってるの?
というわけでゆる〜いイラストを描くのにオススメな、アナログ風質感のあるペン10選をご紹介いたします。
クリスタの公式素材サイトではこれが無料!?と驚くような高クオリティのペンがたくさんあります。アナログ風の質感のものからデジタルイラストらしいツルッとした質感のものまで本当に多種多様。
そのなかでも、「これめっちゃ良かった!」と私がよく使っているものをご紹介いたします!
もくじ
おすすめ線画ペン
おすすめ塗りブラシ
おすすめ線画ペン
マジックペン
いきなりデフォルトのペンですがよく使っているペン。私は線画用に手ぶれ補正を40くらいにしています。
ゆる系イラストは線の強弱がない均一な書き味のものの方が汎用性が高いイラストに仕上がるように思います。
エッセイ系漫画やLINEスタンプの線画など絵を連続して見る場面では「クセがない」というのが強みになります。
アナログ風ザラザラペン
こちらは一変、アナログ感の高いテクスチャのペン。線の強弱が少なく、均一にラフな線がかける書き味がやわらかめのペンです。
これで塗りの部分を囲ってバケツで塗りつぶすだけで見やすくゆるいイラストに仕上がります。
うにゃペン
このペンは漫画描きさんもよく使われているペン。ペンの太さを太めに設定することでラフな印象の線画に仕上がります。
厚塗り系イラストとの相性も良く、ポイントに線を入れてもいい感じに。
線の強弱がしっかりしているのでスッとした筆ペンのような使い方もできるかも。
かしペン
こちらはアナログ感もありつつデジタルペンの良さも残したバランスの良いペン。
線の強弱・癖についてはやや弱め。
手ぶれ補正の数値を少し上げてあげることでゆるイラストにも使えます。
ゆるイラストに向いたペンの特徴
ゆる系イラストの線画の特徴は「アナログ感がある」「手ぶれ補正がきいて線のカーブがゆるやか」「線の強弱が小さく均一な線」といったところだと考えています。
既存のペンも、手ぶれ補正を上げてみたり散布効果を加えてザクザクしたテクスチャにするなどちょっとした工夫で一気に即戦力のペンになることも。
「ダウンロードしたもののちょっと使いにくいな…」と思うペンがあれば、こんな点を重視して加工してみてくださいね。
おすすめ塗りブラシ
ささっと塗る用マーカー
こちらは落書きを塗る用に作られたマーカーですが、水性マーカーのようなほどよいアナログ感があるためゆる系イラストとの親和性が高いです。
ささっと塗れば濃淡もできるしぐりぐり塗りつぶせば均一な色を置くこともできます。
セットに含まれるカスカスペンは文字通りインクが無くなりかけのペンの書き味でよりアナログ感があります。
Tマーカー風ブラシセット
こちらもマーカー系の塗りブラシ。ベース塗りや乗算塗りがあり、画用紙に水彩マーカーを落としたような絶妙なテクスチャになります。
ささっと塗る用マーカーと違って重ねてもテクスチャが残り、もこもこした仕上がりになるのでより温かみのあるイラストに向いています。
ドライガッシュ
こちらは油彩系のデフォルトブラシ。水分少なめの絵の具を画用紙にこすりつけたようなテクスチャです。
おすすめの使用法としては一度塗りつぶした部分にテクスチャとして少し濃いめの色を重ねるやり方。
平坦な画面にアナログ感が出て一気にやわらかいイラストに変身します。
かすれ油彩
ドライガッシュと同様テクスチャブラシとして使用。ドライガッシュと比べてこちらの方が均一に塗れるため、弱くふわっとのせてあげるといい感じになります。
厚塗り系イラストの画面の下地塗りに使っても良し。
オイルパステル
パステル系で一番使い勝手が良かったのがこのブラシ。筆圧によって塗り味がかなり変化します。
強く塗ると均一に、弱くトントン…とのせるとパステル特有のテクスチャが強く出ます。
混色できるブラシが同梱されているのもうれしいところ。
汚しブラシ
最後はグランジ系ブラシ。固めと柔らかめのテクスチャブラシのセットです。
ブラシが大きく作られているので画面全体に汚し加工などをしたい場合におすすめ。
イラストの塗り部分にふわっとのせるとパステルのようなテクスチャを加えることもできます。
ペンを自作する方法についてはこちら。
クリップスタジオには他にも魅力的なペンやブラシがいっぱいです。ぜひ色々試してみてくださいね!
肩こり腰痛と日夜たたかうマンガ家・イラストレーター。 小学生男児とオットと3人暮らし。イラストツールや健康系ライフハックなど、自分のメモも兼ねたブログでみなさんのお役に立てたら嬉しいです。