【クリスタ】ゆる系イラストにオススメの線画・塗りペン10選 その2
イラスト制作でおなじみクリップスタジオ(通称クリスタ)には様々なイラスト素材があります。ですが、アニメタッチやマンガタッチにオススメな素材紹介はよく見かけるけどゆる系イラストにオススメの素材は意外と紹介されていない・・・!
そんな私自身の悩みから、あまり見かけることの少ないゆる〜いイラストを描くのにオススメな、アナログ風質感のあるペン10選をあつめてみました!ゆるイラストを描きたい方の参考になれば幸いです。
前回の記事はこちら
今回はよりアナログ感が強めになっているマーカー系ペンが中心。デジタルイラストのつるっとした質感に抵抗がある方や、より温かみのあるイラストを制作したい方の参考になればさいわいです。
それでは早速もくじから。
おすすめ線画ペン
おすすめ塗りブラシ
おすすめ線画ペン
しんでないペン
物騒な名前のペンですが、この方が作られた「筆圧死んでるペン」から派生して生まれたペンです。
アンチエイリアスがかかっていないのでかなりザリザリした描き味が魅力。ラフに塗りつぶしてもカッコよく仕上がります。
アナログ文字ペン
このペンは本来ふきだし外の文字を書くためのペンですが、ゆる系のイラスト線画にも向いています。
ざらっとした質感をもちつつ筆圧や速度の影響をうけず均一な線が描けるのが嬉しい。
太め・細めともに魅力ある線です。
にじみミリペン
このペンは本物のミリペンやマジックペンのようなかすれ具合や質感が特徴のペン。
ちょっとクセがあるペンですがアナログでずっと描いていた方やサインペンなどが好きな方にはたまらないペンです。
ガシガシ塗りつぶすと本当にマジックペンで塗りつぶしたような感じになります。
ざりペン
こちらはアナログ感とデジタルペンの良さがあるバランスの良いペン。
ほどよいザラザラした描き味とインク溜まりが特徴です。
この製作者さんは「にゅるペン」や「かしペン」など使いやすく描き味のいいペンを多数作ってくださっていて本当にありがたいです。。
ゆるイラスト的ペンのつかいかた
わたしがゆる系イラストを描く場合にはザラザラとした描き味のペンをよく使っています。
そしてよくやるのが「ベタ部分をラフに塗りつぶす」というもの。
バケツで塗る方が断然ラクではあるのですが、このラフな塗りがほどよい抜け感になってイラスト自体が軽やかな印象になります。ゆるさには「抜け感」が重要なんですね。
おすすめ塗りブラシ
Tマーカーブラシセット
こちらは前回の記事でもご紹介したのですが、今回は「マーカー系」ということで再度ご紹介。
テクスチャが程よく、イラストを邪魔しない適度な質感が魅力です。
コピック風ブラシセット
こちらはコピックを再現した塗りブラシのセット。本物のコピックのように筆状のペンとブロード(斜めカットのペン先)状のペンがセットになっています。
ブロードの方はペン先の角度を設定できるので45°に設定すればスケッチ風のイラストも制作できます。
アナログコピック
こちらコピック風ブラシよりさらに質感が強めのペン。
ガサガサした画用紙にコピックで彩色したようなテクスチャが特徴です。
レイヤーを数枚用意して乗算に設定して彩色すると深みのあるイラストに仕上がります。
かけあみ水彩改
個人的に最近感動したのがこのブラシセット。ハッチング系の水彩ペンです。
しっとり感強めのものから細筆でカケアミを入れたような効果のあるものまで様々なブラシが入っているので、イラストのテイストに合わせて使い分けができるのがいいところ。
カケアミ筆は塗るのはもちろん、ポンポンとテクスチャを乗せる感じで使うのも素敵です。
水彩マーカーセット
水彩マーカー系のおすすめ。三角のブラシや穴あきブラシなど、かわいいブラシがセットになっています。
付属のテクスチャを入れるとより深みのある画面になります。
かすれベタ風
おまけはベタ系のブラシ。こちらはベタ部分をほどよく擦れた質感にさせるのに使います。
自動選択で範囲を指定してからザザッと塗るだけでシンプルなイラストも雰囲気が変わります。
目の細かさがちがうものが複数入ったセットになっているので、漫画制作やらくがき用にも幅広く使えます。
ペンを自作する方法についてはこちら。
またブラシを試してみつつ、良さそうなものがあればご紹介しますね!

肩こり腰痛と日夜たたかうマンガ家・イラストレーター。 小学生男児とオットと3人暮らし。イラストツールや健康系ライフハックなど、自分のメモも兼ねたブログでみなさんのお役に立てたら嬉しいです。