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2019-06-14

【商用可】マンガ制作にオススメの定番フリーフォント6選!

近年はありがたいことにとっても高クオリティなフリーフォントがたくさん提供されています。

その中から「商用利用可」「マンガ向け」のオススメフォントをピックアップしてみました。

これからマンガ制作を始めてみたい方や、マンガの文字は手書きでこれからフォントを探したい方などぜひ参考にしてみてください。

 

マンガのフォントの基本

漫画にはさまざまな文字情報が入っています。たとえばセリフやナレーション、モノローグなどなど。

それらを区別しながら読み進めていくためには「読みやすさ」がとても重要視されます。

一般的にマンガ(商業誌)の吹き出しによく使われているのがアンチック体、というものなのですが、これは明朝体とゴシック体を組み合わせてつくられたマンガ特有の書体。明朝とゴシックを組み合わせることでメリハリがついたものになっており、さらにマンガでレイアウトしやすいよう日本語や記号などが調整されています。

その他にもナレーション向きの丸ゴシック系、電話の声や機械音に適した角ゴシック系、登場人物の感情に沿った特殊系など様々なフォントがあります。

今回はその中でも「読みやすく」「シンプルで」「汎用性の高い」これさえあればとりあえずマンガっぽくなるよ!な定番マンガ向けフォントをご紹介いたします!

 

オススメ定番フォント6選

基本フォント

源暎アンチック

まずはアンチック体のなかでも特に読みやすい御琥祢屋さんのフォント、「源暎アンチック」です。

スッキリとした印象でクセがなく、個人的には一番好きなアンチック体フォント。

記号とのバランスもめちゃくちゃ良かったり、すべてのひらがな・カタカナに濁点グリフを用意してくれていたりとマンガ表現のかゆいところに手がとどく存在。

やさしさアンチック

フォントなさんが提供するやさしさアンチックは明朝体のかなが他のアンチック系フォントよりやや太めで明朝体とゴシック体の差がちいさいのが特徴。やや丸みのある明朝がソフトな印象を与えます。

文字が太めなので要所要所で使用するのもオススメ。他の太字フォントよりやわらかく強調してくれてとっても優秀!

セリフが印象的なマンガなどにも合うかもしれません。

 

丸ゴシック系フォント

源柔ゴシック

ナレーションやモノローグなどに適した丸ゴシック系でも特にすばらしいのが自家製フォント工房さんの源柔ゴシック。

元のフォントである源ノ角ゴシックの風合いを残したまま、ほんのり丸みを帯びた非常に使いやすいフォントとなっています。

文字の太さはもちろんのこと、角の丸みを選べるのも源柔ゴシックの魅力。

ナレーションだけでなくセリフ部分に使用してもやわらかい印象の読みやすいマンガに仕上がります。私は丸みが強めのXがお気に入り。

Rounded M+

同じく自家製フォント工房さんより丸ゴシック系フォント。こちらはよりクセのないスッキリとした丸ゴシックとなっています。

Rounded M+はなんといっても太さ・丸み以外にもかな文字や英数字のデザインがそれぞれ違っており、微妙なニュアンスを用途に応じて使い分けられるところ。多くのフォントファイルがあるため迷ってしまいますが、まずは好みのものをいくつか使ってみてから取捨選択するといいですよ。

 

その他使えるフォント

源暎ゴシックN H-KL

アンチック体でもご紹介した御琥祢屋さんから極太角ゴシック系のフォント。

これはかな部分が大きめに作られているので、強調したいセリフやナレーションを力強く・インパクトのある印象に仕上げてくれます。

ギャグ要素や印象の強いセリフなどにパンチを与えてくれるためかなり重宝するフォントです。

源暎ラテミン

またまた御琥祢屋さんから今度はパキッとした印象の特殊フォント。横細・縦太が組み合わされたかな部分になっており、機械を通してのセリフなどに向いているフォントです。

特殊系フォントはホラーやポップ系などたくさんの種類があって何から入れていけばいいのか迷ってしまうもの。

これからマンガ制作を始められる方は基本のフォントのほかに、まずは電話の話し声や校内放送、機械のお知らせ音声などで使用する機会が多いスッキリ系のフォントを入れてみることをオススメします。

 

くらべてみよう!

それぞれのフォント実際に比べてみるとこんな感じ。同じ絵、同じセリフでもかなり印象が変わってきますね!

描きたいマンガのイメージや内容に合わせてうまく使い分けましょう。

 

おまけ・私的フォントの使い分け

私が仕事でご依頼いただく際は【読み物系マンガ】と【コミックエッセイ系マンガ】でフォントを使い分けしています。

セリフやストーリーに注目するような読み物系マンガは、より「マンガ要素の強い」トーンなどを使用してアンチック体のフォントを合わせるとよりマンガらしい印象に仕上がります。また、絵柄とフォントのメリハリがついてくれるので、よりセリフ部分に集中できるような効果もあります。

また、カラーで構成されることの多いコミックエッセイ系マンガは「より身近」に、「親しみやすい」印象に仕上げるために丸ゴシック系フォントを使用しています。丸みのある文字が絵柄のやわらかい線となじみやすいので、全体的にソフトな印象にまとまります。

ちょっとした違いですが随分イメージが変わると思いませんか?

マンガ制作の際はこういった点もあわせてご提案させていただいております!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

たかがフォント、されどフォント。マンガは絵柄だけでなく文字情報も作品の印象を大きく左右させるとっても大切な要素なのがお分かりいただけたかと思います。

マンガを制作される方はぜひダウンロードして上手に使い分けしてみてください。

作品のクオリティがさらにぐぐっと上がりますよ!

 

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